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マウスとVRoidStudioだけをつかってかわいい3Dキャラをつくるコツまとめ

この記事ではVRoidStudioでかわいいキャラをつくるために意識している点やコツを手順を追いながら解説します。それぞれ好みや作風があると思うので参考にできそうな部分があれば流し読みいただければうれしいです。

1つくりたいモデルに近いサンプルモデルからつくる

スタート画面。モデル名が適当なのはスルーしてください

絵の書ける人はさっとつくりたいモデルのイラストを描いてみてそこから一番近いサンプルモデルを選択します。わたしは絵が描けない&つくりながらイメージを固めるタイプなので

  • 平行眉
  • ほんのりリアル寄り(デフォルメをすこしリアルに)
  • 現実にいそうな感じのかわいい女の子
  • 色白
  • メンヘラぽい

というキーワードだけメモしてサンプルモデルを寄せていく感じでつくっていきます。今回はメンヘラぽいかわいい子をつくるのでメンヘラ=黒髪ボブということで(偏見)一番左のviviちゃんを改変する形でオリジナルモデルをつくります。

MEMO
VRoidStudioのサンプルモデルのテクスチャは全体的に書き込みがしっかりされているため、一部だけ自分で書いたテクスチャを適用してしまうとそこだけ浮いてしまうことが多いです。わたしはあまり絵が描けないのでサンプルモデルのテクスチャを全体的にシンプルに調整して、オリジナルのテクスチャを追加してもその平坦さが浮かないように意識しています。

2リムライトを切る

リムライトとは光をオブジェクトの背後から当て、輪郭を明るくする技術です。
アニメだと前から光を当てた場合でも、よくリムライトができています。
背景からキャラクターを切り離す効果があり、背景と混じりやすい全身タイツ系の
キャラクターによく使われます。

プチ3DCGモデラーの毎日モデリング

これは好みですが、わたしはあまり陰影のないキャラクターが好きなのでリムライトを切っています。上のタブの「共通設定」>左の「リムライト」>右の「髪」強さと「体」強さを0にするとリムライトをオフにすることができます。

3髪のテクスチャを落ち着かせる

リムライトを切ってもまだ髪のハイライトが強いかな?という感じなので、上のタブの「髪型編集」>左の「ヘアーリスト」>「前髪」>右の「マテリアル」のハイライト色を#161616にします。

ついでに基本色とかげ色も黒色にして黒髪ボブにしちゃいます。

 

4肌の陰影を薄く&色白にする

あとからアイラインの形も大きく変えるつもりなので、デフォルトの二重を消してチークも薄く、全体的に色白にします。まずは透明感ある色白肌にしてみます。

上のタブ「顔編集」>右の「テクスチャ」>肌のかげ色を基本色と合わせるように白色にします。

次に上のタブ「顔編集」>右の「テクスチャ」>「肌」レイヤーの右の+ボタンをクリックしてなにも書かれていないレイヤーをつくります。(このとき新しいレイヤーが出ない場合はもう一度「肌」のデフォルト画像をクリックしてから+ボタンをクリックしてみてください)

そしたらその新しいレイヤーの合成モードをソフトライトにしてうす紫で塗りつぶします。ブラシの太さを最大まで太くして、ブラシプロパティの左の三角が2つ対称に並んでるようなアイコンをクリックします。これで左側を塗るだけで右側も対称的に塗りつぶされるので作業が楽になります。わたしは#CFD2FFでぬりつぶして不透明度を34にしました。同じように上のタブ「体型編集」>テクスチャ>影色を#FFFにして基本色と合わせたあと、レイヤーを+で追加して合成モードをソフトライトに、#CFD2FFでぬりつぶして不透明度を34にします。

女性の方はソフトライトはコントロールカラー的に使えるというとわかりやすいかもしれません。肌に透明感を出したいときは紫をソフトライトで重ねて、血色感を出したいときはオレンジをソフトライトで重ねる、くすんだ肌を健康的にしたいときはピンク色をとメイクするときのようにVRoidでも肌をきれいに魅せることができます。

つぎに二重幅を消すために新規レイヤーを+ボタンから追加してスポイトで二重近くの肌色をとってその色で二重を塗りつぶします。

ちょっとずつ最初のイメージに近づいてきました。微調整は適宜することにして今は7割ほど満足行くものになったら次の工程に行くようにします。

5白目はくっきり白にする

VRoidのデフォルト画像は肌に馴染みやすいように白目にグラデーションがかかっていますが、わたしは陰影がはっきりしたものが好きなので、グラデーションをなくしてくっきり白にします。

レイヤーを+ボタンから追加して白目を白く塗りつぶします。

6目の形を調整する

現時点のviviちゃんは目が大きくてアニメ寄りなので、縦幅を縮めてリアル寄りの目になるように調整します。縦を狭めるだけだと小粒目になるので、かわりに目の横幅を拡大するようにして、瞳もまんまるになるようにパラメーターをいじります。この設定は「顔編集」の「デザイン」「全て」からスライダーを動かして好みの値にします。

7顔のパーツ位置を調整する

目の調整が終わったら続いて顔のパーツ位置も調整します。今回わたしがつくりたい、黒髪ボブのメンヘラちゃんは童顔が似合うと思うので、幼い印象にするために

  • 顔のパーツを下めに
  • 輪郭をまるく
  • やさしい雰囲気に

を意識してパラメーターをいじります。

目と眉の位置を下げて口をすぼめて若干上に上げて、輪郭も丸く小さくしてみました。まだ眉色や瞳、頬の色がバラバラで顔に統一感がないので違和感がありますが、一応童顔にはなりました。あとは顔のパーツテクスチャを描いてその都度パラメーターも微調節していきます。

顔のパーツを下げたらオン眉になったので、「髪型編集」>「デザイン」>「前髪」でガイドの点を下にドラッグして前髪を伸ばしました。

ここまででかなり印象が変わりました。顔を小顔にした分、髪が横に広がっている感じがするので、制御点を地道にクリック顔側にドラッグして髪を落ち着かせました。

8アイラインを細くする

リアル系の女の子にしては今のままだとアイラインが太すぎるので修正します。「顔編集」>「テクスチャ」>「アイライン」のデフォルト画像を右クリックで非表示にした後、新規レイヤーにアイラインを描いていきます。

このときブラシプロパティの左にあるミラーリングにチェックを入れて白色ブラシで描くと対称に描けて、色も基本色と影色でいじりやすいのでおすすめです。

まつげも非表示にしてからアイラインを描きました。立体的な顔に直接書くと歪みやすいので、ここは右のガイド線を見ながら直線を引くとマウスでも比較的きれいに描けます。現状は地味なお顔立ちですが、あとから二重幅とアイシャドウを入れる予定なのでとりあえずOKとします。

9瞳を茶色にリアル目に

現実にいるような女の子にするために瞳の色を茶色にします。1から瞳をマウス+VRoidStudio内で描くのは大変なので、今回はデフォルト画像の瞳をベースに描きます。

瞳をいじる前に「顔編集」>「テクスチャ」>「瞳のハイライト」のレイヤーを非表示にした後新規レイヤーを追加して白いちっちゃな丸を2つ描いて変更しておきましょう。このときミラーリングはオフにして瞳に直接描くと描きやすいです。

つぎに瞳のviviちゃんのレイヤーを右クリックして複製します。緑色の瞳が2つ重なっている状態になりました。上にレイヤーができたと思うのでわかりやすいように右クリック「名前の変更」で適当な名前をつけておきます。

さらにそのレイヤーを右クリックして透明度保護、合成モードを「カラー」にします。

そしたらそのレイヤーを着色したい色で塗りつぶします。透明な部分はブラシで濡れないように「透明度保護」しているのではみ出しを気にせず塗りつぶせます。

目だけ色素薄くて髪と馴染んでなかったので髪のハイライトを真っ黒にしてなくして、若干こげ茶にしてアイラインも瞳の暗いところをスポイトしてその色に合わせました。眉毛もアイラインの色と合わせてます。

10下まつげ+タレ目ラインで盛る

目元が地味なのでアイラインにタレ目ライン追加、肌に下まつげを描きました。したまつげは肌に描いたほうが目をつむったときの破綻が少ないのでアイラインより肌に描くのがおすすめです。

唇のハイライトが気になったので周りの色をスポイトでとってレイヤーを重ねてのっぺりさせました。鼻の影も同様に鼻周りの色をスポイトして不透明度を調節することでまろやかにしました。

あとはひたすら微調整。頬のハイライトも消したり下まぶたをアイシャドウ風に塗ったり、さらに童顔になるように目を近づけたりしました。

11撮影モードで破綻チェック

口を開けたり目をつむらせたりしてテクスチャの歪みを確認します。そこまで大きな歪みはないのでこのまま服作りに移ります。

12衣装を変更する

暗めボブの子といえばパーカーなので(偏見)「衣装編集」>デザイン>上半身からパーカーを選択します。丈は100以上の限界突破して指定するために数字部分をクリックして青くなったらキーボードで値を入力してエンターを押します。

13影色をまろやかにする

テクスチャに移動したら影色を基本色と合わせるように#fffにします。それでもまだ青みの強い服の影が目立つので新規レイヤーの合成モードをソフトライトにして白色で塗りつぶします。

本当はパーカーを真っ黒にしたかったのですが、デフォルト画像の影を使いつつ真っ黒にするのは難しかったので、白メインで要所要所に黒を使うことでメンヘラ感を出しました。

14体型を調整する

指を細く、胸を小さくしました。大きすぎるお胸はテクスチャが歪みやすいのであまり胸元が露出しない服のときはぺったんこにすることが多いです。

15最終調整

最後にアウトラインをオフにしました。背景を原色にして人物透過する方はアウトラインが合ったほうが、切り抜きやすいのでオフにしないほうがいいかもしれません。

16完成!

最後にポストエフェクトのアンチエイリアスを高負荷にして撮影したら完成です。若干のメンヘラさを感じつつもスポーティーで可愛らしい女の子が完成しました。

まとめ

  • リムライトは切る
  • 陰影はソフトライトで薄める
  • 髪色とアイライン、眉色は統一する
  • 影色と基本色はあわせる

以上です。

はじめはアレなモデルしかつくれなかったわたしですが、今ではboothでモデルを販売するくらいにまで成長したのでそれまでに学んだことを還元できればうれしいです。長文お読みいただきありがとうございました!

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