簿記を始めるまえに暗記すべき3つのこと

この記事では簿記学習を始めるまえに覚えておくべき3つの事柄をご紹介します。

今この記事を見てくださっている方は様々な理由で簿記を学習しようと考えていらっしゃると思います。会社のボーナスのため、商業高校生で資格取得のため、履歴書に書く資格を増やすためなど・・・。そして皆さんに共通して言えるのが、「効率よく簿記を学びたい」ということです。

それを解決するのが今から説明する3つの暗記事項です。

3つの例題を通して3つだけ暗記することで、今後の簿記学習が円滑に進むようになるはずです。


そもそも簿記とは?

「取引を帳簿(ノート)に入すること」です。


仕訳とは?

取引の内容をかんたんにわかりやすくしたもの」です。

具体的には↓のように示されます

  • (借方)現金 100 (貸方)売上 100
  •    現金 100/売上 100

1つ目:勘定科目の意味を覚える

そもそも勘定科目とは何でしょう。たとえば、”商品を売って、代金を100円玉でもらった”という取引があるとします。そうすると「売上」が発生して、「現金」が増加します。この「」で囲った言葉を勘定科目といいます。勘定科目は取引の内容を表す要素です。

例題a1:次に示す資産や負債を簿記ではなんというか。下から選べ。

  1. 商品を掛け(具体的な返済日を決めないいわゆるツケ)で売り上げたときに生じる債権
  2. 商品を掛け(具体的な返済日を決めないいわゆるツケ)で仕入れたときに生じる債務
  3. 所有する硬貨や紙幣など
  4. 現金を貸したときに生じる債権
  5. 現金を借りたときに生じる債務
  6. 会社にある机やイス、棚などは
  7. 会社(店舗)
  8. 販売するモノ
  9. 会社の敷地

商品、土地、売掛金、借入金、備品、貸付金、買掛金、現金、建物

答え
上から順に売掛金(ウリカケキン)、買掛金(カイカケキン)、現金、貸付金
、借入金、備品、建物、商品、土地

例題a2:次に示す収益と費用を簿記では何というか。下から選べ。

  1. 従業員に支払う給与
  2. 借入金に対して支払った利息
  3. 通話料、郵便切手代など
  4. バス代、電車賃など
  5. 貸付金や預金で受け取った利息
  6. 新聞・ちらし・テレビCMの広告代金
  7. 建物を貸して受け取った家賃
  8. 支払った保険の代金
  9. お店の明かりの取り換えや備品の修繕費用
  10. 鉛筆や消しゴムなどの安い事務用品の代金
  11. 店や会社の敷地の賃貸料
  12. 商品の仲介などで受け取った手数料
  13. 特定の科目に入らない営業諸費用
  14. 水道料・電気料など

水道光熱費、交通費、給料、広告費、受取手数料、受取家賃、支払地代、通信費、修繕費、雑費、支払利息、消耗品費、支払保険、受取利息

こたえ
上から給料、支払利息、通信費、交通費、受取利息、広告費、受取家賃、支払保険、修繕費、消耗品費、受取地代、受取手数料、雑費(ザッピ)、水道光熱費

2つ目:各勘定科目の分類を覚える

次は勘定科目の分類です。すべての勘定科目は以下の5つのどれかひとつに分類されます。

分類 イメージ 増減のイメージ キーワード
資産 あると嬉しい 会社があるまでずっと増減 債権
負債 あると悲しい 会社があるまでずっと増減 債務
純資産 あると嬉しい 会社があるまでずっと増減
費用 あると悲しい 1年でリセット 支払・費
収益 あると嬉しい 1年でリセット 受取・益

 

例題b:次の勘定科目を資産・負債・費用・収益に分類せよ

土地 受取手数料 現金 買掛金 支払利息 借入金 貸付金 交通費 売掛金 支払手数料 雑費 建物

こたえ
左から、資産、収益、資産、負債、費用、負債、資産、費用、資産、費用、費用、資産

3つ目:借方・貸方の場所を覚える

なぜか利益の益が変な文字になってしまいました。

仕訳は借方と貸方にわけて書きます。左が借方、右が貸方です。この覚え方は1枚目を参照。かりかたの「り」の払いが左に向いてるから右。かしかたの「し」のはらいが右に向いてるから右という覚え方が一般的です。

また、勘定科目の分類によって増加・発生したときに書く場所が違います。その場所をわかりやすく図にしたのが2,3枚目です。たとえば資産は左側に書いてあるので、増加したときは借方にかきます。収益は右にあるので、発生したときは貸方に書きます。

この3枚の図は何も見ずにかけるくらいに暗記するのがおすすめです。慣れないうちは問題の近くにこの図を書いて、見ながら仕訳すると混乱せずにすみます。

例題c:次の勘定科目の増加または発生したときの場所は借方か貸方のどちらか選べ

  1. 現金
  2. 借入金
  3. 売上
  4. 受取手形
  5. 支払手数料
こたえ
上から、資産で借方、負債で貸方、収益で貸方、資産で借方、費用で借方

まとめ

 

  • 勘定科目とは取引の内容を簡潔に示す要素
  • 各勘定科目の意味を覚える
  • 各勘定科目の分類を覚える
  • 各勘定科目の場所を覚える

詳しい内容は是非、お手持ちのテキストで読んでみてください。

 

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