この記事ではpoiyomiシェーダーを使ってVRoid製モデルの爪をキラキラにする方法を解説します。

前回の記事の応用編です。下記リンクで配布しているネイルテクスチャを例に解説します。無料版もあるのでシェーダー適用の練習用にお使いください。

0必要なものをダウンロードしておく
の3つをダウンロードしておきます。
poiyomiToonShaderはこの赤丸で囲まれたUnityパッケージをクリックしてダウンロードします。
あまあまきらきらネイルは解凍しておきます。
1Unityを開く
2021年3月現在のおすすめは2018.4.20f1バージョンです。(あとからVRChatに持っていきたいと思ったときにやりやすいため)
2パッケージとVRMファイル、ネイルファイルをぶっこむ
パッケージインポートの方法はいくつかありますが、わたしは直近にダウンロードしたファイルが下に表示されるのを使って、Unityパッケージをダブルクリック>インポートしています。
VRMファイルのインポートの仕方も様々ありますが、わたしはエクスプローラーからドラック&ドロップで持って行ってます。VRMファイルの一覧を表示させたい方は、エクスプローラー右上の検索バーに「.vrm」と打ち込むといいです。
このときインポートするモデルにはネイルがついていない状態でも大丈夫です。後述する方法でUnity内で装着できます。
3モデルをHierarchy上にぶっこむ
4poiyomiシェーダーを適用する
「~SKIN」のシェーダーをMToonからpoiyomi>Advanced>Cutoutに変更します。
MainのNormal Intensityの値を5くらいにしておきます。
影がついて体が暗くなったと思うので、Lighting>Light&Shadowから明るくします。
わたしの場合、トゥーンタイプのモデルなので影はつけません。ので、スライドバーを全部左に追いやるか、Light&Shadowのチェックマークを外します。これで最初に設定されていたMtoonを同じ見え方をしていると思います。
5ネイルを装着する
2で「インポートするモデルにはネイルがついていない状態でも大丈夫」と書きましたが、これはpoiyomiシェーダーにはDecal(デカール)というタトゥーやネイルを体に重ねることができる機能があるからです。Main>Decalにチェックをつけます。
そしたら甘々きらきらネイルファイルから装着したいネイルを選び、「Decal」と書いてある四角の枠に向けてドラッグアンドドロップし、Replaceの値を1にします。これでネイルを装着することができたと思います。
6爪をツヤツヤにする
次に爪をツヤツヤにします。Reflections>Matcapにチェックを入れて、マットキャップとマスクを設定します。
値は上から0.3、6、0.3です。
7グリッターを入れる
さいごにグリッターを追加します。Special Effects>Glitterにチェックを入れてマスクを設定します。このままだとグリッターが少し大きいと思うのでサイズをいじります。
完成!
近づかないとわかりにくいですが、ポイヨミシェーダーに変更することで、さらにキラキラでかわいいネイルになりました。みなさんもたのしいUnityライフを!
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