この記事ではUnityを使ってサムネの女の子のような3Dアバターの服に光る粒子(グリッター)をつける方法を解説します。ラメの色はもちろん大きさや光具合、角度なども細かく設定できます。今回はセシル変身モデルに下記のワンピースを着せて出力したものにpoiyomiシェーダーを適用してVRCにアップロードするまでをご紹介します。
VRoidモバイルやVRoidhubでは使えないの?
VRoidmobileやVRoidhubはVRM形式でエクスポートする必要があるので、poiyomiシェーダーが使えず、きらきら光らせることはできません。(VRM形式は使えるシェーダーに制限があるため)
0必要なものをダウンロードしておく
の3つをダウンロードしておきます。
poiyomiToonShaderはこの赤丸で囲まれたUnityパッケージをクリックしてダウンロードします。
1Unityを開く
2020年11月現在は2018.4.20f1バージョンで作成します。
2パッケージとVRMファイルをぶっこむ
パッケージインポートの方法はいくつかありますが、わたしは直近にダウンロードしたファイルが下に表示されるのを使って、Unityパッケージをダブルクリック>インポートしています。VRM Converter for VRChatも解凍せずフォルダ内にあるUnityパッケージをダブルクリックで同様にUnityにインポートすることができます。
VRMファイルのインポートの仕方も様々ありますが、わたしはエクスプローラーからドラック&ドロップで持って行ってます。VRMファイルの一覧を表示させたい方は、エクスプローラー右上の検索バーに「.vrm」と打ち込むといいです。
3モデルをHierarchy上にぶっこむ
かわいい!!ちなみにこの子はキューモちゃんといって、セシル変身というVRMキャラ作成ツールでつくった子です。VRoidStudioより知名度は低いですが、体の厚みが可愛らしく、髪型や瞳、顔のプリセットがかなり多く、手足が長すぎないのでトラッキングもいい感じにできておすすめのツールです。
4VRChat用に変換する
画面上部のメニュー、VRM>Dupulicate and convert for VRChat>複製して変換をクリックします。
するとHierarchyの下に(VRChat用)というのが増えるので上のオリジナルモデルの方はクリックして、画面右のInspectorのチェックを外して非表示にしておきましょう。
5本題!poiyomiシェーダーを適用していく
Hierarchyにいるモデルの三角をクリックしてbodyをクリックすると画面右にマテリアル一覧がでてくるかと思います(モデルによってまちまちなので、でてこなかったらassetsからモデル名.Materialsのファイル一覧から探してください)
わたしはワンピースをきらきらにしたいのでVFukuBmatというマテリアルのシェーダーをpoiyomi>Advanced>Cutoutにします。
スペシャルエフェクト>グリッターにチェックを入れると
きらきらと動くグリッターがつきました!
応用編:グリッターの色や大きさを変えたい
Color:Glitterの色を変更することができる
Glitter Wobble Speed:グリッターの移り変わる速さを調整
Glitter Size:大きさ変更
Glitter Angle Range:角度変更
Min Brightness:最小の光具合調節
Max Brightness:最大の光具合調節
自分がいじってみたところだけ。かなり細かく設定できます。バーチャルだからこそできるおしゃれ!
たのしい!
忘れないうちにやりかたをメモしました。わかりづらい点あればコメント欄や@sakubankasに聞いていただけるとうれしいです。こんな便利なシェーダーを無料で提供してくださるクリエイターさんに感謝です!みなさんもぜひ光らせてバーチャルファッションを楽しんでみてください~
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